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薪ストーブ考⑨ ~薪ストーブの危険~

薪ストーブの魅力にとり憑かれてしまうと
絶えず薪ストーブのこと、
薪のことを考えてしまうという
思考回路になってしまう危険性もあるのだが、




ほんとうの危険は・・・火災である。

薪ストーブは火を扱うので、
絶対に火事を出してはいけない。

火事はすべてを燃えつくしてしまう。


火が安全なのは
薪ストーブに閉じ込めている時だけだという
認識を持つこと!


「薪ストーブを安全に使うための
絶対にしてはいけないこと七か条」を、
注意事項として書き連ねておく。

※意外にそうなのかということもあるので、
 覚えておいて危険防止に役立ててほしい。



1.薪ストーブの使い方を知らない人に操作させない。

薪ストーブの裾野を広げるために
使った事がない人にもじゃんじゃん使ってほしいところだが、
何の説明もないまま使わせてはならない。

着火のしかた、
薪の投入方法、
温度計の見方、
空気の調整方法など・・・
一通り説明したうえで、
経験者がつきっきりになって、
体験してもらおう。



薪ストーブを知らない子供も要注意。
じぶんちの子供は十分に薪ストーブの怖さをわかっているが、
危険なのは友達(よその子供たち)だ。
予想だにしない行動をするのが子供。

触ると確実にやけどをするし、

近くで暴れて上にかけてあるヤカンを
ひっくり返したりすると大やけどする危険もある。

大人のまねをして
扉を開けてしまうなんてことは
絶対にさせてはいけない。

絶対に親が目を離さないようにするというのも、
難しいもの・・・

やはりよその子供のことも考えると
ハースゲートという柵を設置するかしか、
うまい方法はなさそうだ。


2.薪ストーブの扉を開けっ放しのまま離れてはいけない。

薪ストーブの着火の時や少し火が弱くなった時は
裏技として扉や灰受けの引き出しを
少し開けて空気を大量に入れてやることがある・・・

薪ストーブ屋さんは絶対やってはいけないとは言うが、
効果覿面で直ぐに、ガーっと炎が大きくなるので
やっている方も多いのでは・・・

これをやりっぱなしのまま
薪ストーブから離れてしまうとほんとうに危険!

まして、扉を開けっ放しであることを
忘れてしまうと超危険!!!


扉や灰受けを開けたまま薪ストーブから絶対に離れない。

これだけは絶対に守ってほしい!


3.薪ストーブの温度計を無視してはいけない。

薪ストーブを焚く時に感覚だけで焚いてはいけない。
見るポイントは薪ストーブのトップの温度である。
ストーブによって違いがあるので
温度計の目盛りに頼ってばかりではいけないが、
温度計の目盛りについている
「ベストゾーン」の範囲で焚くようにすればほぼOKだ。

あまり温度を上げないで
燻った状態にして焚くとガラスが曇ったり、
煙突が詰まりやすくもなる。

高温で焚きすぎると薪ストーブの鉄が傷む。
制御不可能なくらいの高温で焚きすぎると
薪ストーブの各パーツが熱で膨張し
カチカチ音がする。
こんな状態になるとほんとうに怖い!


4.煙突掃除をサボってはいけない。

煙突掃除は最低でも年1回は行ないたい。

詰まり気味かなと思ったら
シーズン途中でも
煙突掃除を行なうことをおススメする。
それだけ煙突は大切なのだ。

煙突が詰まっていると、
着火が難しくなる。
室内に煙が逆流する。
という現象が起こるばかりではなく。

煙道火災を引き起こす可能性がある。

ストーブ事故の中で
一番怖いのが煙道火災だ。
煙突の中で火事が起こる現象だが
こうなるとどうにも制御が効かない。
即、家の外に非難だ。


5.薪ストーブでゴミを燃やしてはいけない。

木っ端や廃材といっても、
塗料や接着剤の付いていない
木屑ならばOKだが、

基本、薪ストーブは
薪を燃やして暖をとる暖房器具であって、
焼却炉ではないことを忘れてはいけない。

あくまでも木が燃える温度に対しての
耐久性をうたっているので、
木以外の燃焼温度の高いものを
燃やしてしまうと本体の鉄が傷む。


油分が含まれているものも危険だ!
(木に含まれている樹脂成分は問題ない)
灯油を浸したおがくずを
着火材にしているという人がいたが、
危険極まりない!

油の付着したものが扉を開けた時にはぜたりすると
すぐに消えず燃え続けるので超危険!

忘れがちだが、
焚き付けにも気をつけたい。
多くの薪ストーブユーザーは
新聞紙を使っていると思うが、

基本的に紙は木よりも
燃焼温度が高いので、
大量に燃やしてはいけない。
あくまでも焚き付け用に
最初ちょっとだけに限る。

ダンボールも燃焼温度が高いので注意。

カラー印刷のものは
鋳物を腐食させてしまうらしいので
燃やさないようにしたい。

6.薪ストーブの前は火が爆ぜることを忘れてはいけない。

薪の樹種によるところも大きいが、
(クリを燃やすとほんとうによくはぜます!
その音もまた楽しいのですが、焚く祭にはご注意を!)

薪ストーブの前は火の粉が爆ぜることを忘れてはいけない。


それを想定して炉台を造るのだが、
それでも炉台を飛び越して
火の粉が飛んでくることもある。


炉台の範囲を超えると
フローリングの床の場合が多いと思うが、
せっかくの木の床が焦げたり、
燃えたりするのは忍びない。


炉台の前を大きく取るか、
ハースラグのように
火に強い敷物を敷くのも手だ。

とにかく扉を開けている間はきちんと管理し、
火の粉が落ちたら直ぐに拾うのが一番いい。


7.灰の処理にはには気をつけなければならない。

薪ストーブ回りは薪の木屑や
ストーブからこぼれ落ちた灰等で汚れがちだが、
絶対に掃除機で吸い込んではいけない。

見た感じ燃えていないと思っても、
薪ストーブからこぼれたばかりの灰は高温だ。

掃除機で吸えば中の燃えやすいものに触れ、
空気が供給されると火が起こる可能性がある。


灰は高温になって
なかなか冷めないのという性質もある。

薪ストーブの中や灰受けにたまった灰は
処分しなければならないが、
出したばかりの灰を
そのまま畑にポイとか、
ゴミとして出してしまうと、
何かに燃え移って
火災に発展する可能性が大!

灰の処分には十分
気をつけなければならない。

灰を処理するには消し壷
(蓋の付いた金属製の容器でもOK)
に入れて蓋をして
1週間以上置いてから処分すること。



冷えてからゴミに出すのが一般的(?)だと思うが、

灰にはいろんな使途がある。

薪ストーブのガラスが曇ったら
灰を少しぬらした新聞紙やティッシュにつけて
擦ればきれいになる。(
ストーブが冷えている時にすることをお忘れなく!)

雪融けの時期に
雪の上に撒いておけば雪の融けるのが早まる。

畑にまけばいい土壌改良剤になるいい。
(アルカリ土壌になるので
酸性土壌が好きなブルーベリーの傍には
撒かない方がいい)

山菜のアク抜きにもいい。

陶芸の釉薬の材料としてもいい。
(陶芸している人にプレゼントすると非常に喜ばれる)







あれダメ、これダメになってしまったが、
この七か条は
薪ストーブを使う以上、
ごくごく当たり前のこと。


すべては安全に楽しく末永く
薪ストーブ生活を送ってもらうため・・・





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