スタッフブログ

海水魚の飼育

こんにちは。
スタッフ石井です。
とても久しぶりの更新となってしまいました(汗)

今日はワタクシの趣味である『釣りと魚』にまつわるお話です。

幼少期より釣りが好きで、魚を飼ってみたい。と思いだしてから、色んな魚を飼育してきました。
高校生になってからは熱帯魚にはまり、カラシン類と呼ばれるネオンテトラなどから始まり、古代魚と呼ばれるアロワナやポリプテルスまで。様々な魚を飼育してきたのですが、
最近はまっているのが『釣ってきた海水魚の飼育』です。

海水魚ですからもちろん海水で飼育します。市販されている海水の元はけっこう高価なので、海釣りへ行った際にタンクに海水を汲んできたらOK!ただしなるべくキレイな海域で。
あと大切なのは『バクテリア』をいかに上手く繁殖させるか。
魚は水槽の中で排泄物を出しますから、糞や食べ残しなどを浄化してくれるバクテリアが大切となります。
水槽環境が整えば魚も長生きしてくれます。

そして一番厄介なのが『餌付け』です。
ショップで売られている魚は人工の餌を食べているので、買ってきた後すんなりと餌付けに成功するケースが多いのですが、
大海原で生きてきた天然の魚は、いつまでも餌を食べてくれない事に悩まされる事もあります。。。
そんな時に活躍するのが『見本となる食欲旺盛な魚』です。水槽の中で餌を食べている魚がいると、安心して食べ始める。なんてことも。


それでは我が家の魚達のご紹介です。




ハオコゼです。
釣りをする方は知っている方多いのではないでしょうか。
堤防でサビキ釣りをしていると釣れてくる『厄介者』です。小さくて針が外しにくく、背びれや顔周りのトゲに毒をもちます。
釣り人は誰しも一度は刺されたことがあるのでは?。結構痛いです。ジンジンします。先日も針を外す際に刺されてしまい、子供たちが心配してくれました。
刺されても大事になることはないのですが、お湯があれば患部を温めて下さい。タンパク質の毒なので熱で変化します。ゆで卵と同じですね。
そんな厄介者ですが、色合いがとてもキレイで、食欲旺盛。水槽をフワフワと泳ぐ姿は見ていて飽きないですよ。
先日も堤防で釣りをしていたら、サビキ釣りをする老夫婦に『何釣っとるんがけ?』←富山弁
と聞かれ、『ハオコゼです!』と伝えたら変質者を見るような目で見られました(汗)

飼いやすさ☆☆☆☆☆



真鯛です。
チャリコとも呼ばれますね。ワタクシと同じで食欲の塊です。堤防で青イソメをつけていれば結構釣れます。
写真では伝わりませんが、横から見るととてもキレイです。赤いボディーに青い斑点。ヒレも輝いています。

飼いやすさ☆☆☆☆



キジハタです。
ワタクシ的にはこれが一番飼いたかった!釣ってよし、食べてよし、なキジハタは、夏が旬でよく釣りに行っていたターゲット。
色合いも抜群!海水魚飼育を始める前から、一度は飼ってみたいと思っていた魚です。
しかし根魚と呼ばれるだけあって、物陰に隠れる性質があります。いつまでも岩陰にいて姿が見えない。。。なんてことも。
慣れてくれれば、人の姿を見ただけで餌をねだるようになってくれます。
泳ぐ姿も、大きな胸ヒレをフワフワさせて留まる『ホバリング』と呼ばれる泳ぎ方が他の魚には無い魅力があります。

飼いやすさ☆☆



ハゼです。
何ハゼでしょうか?
釣った時『なんかピンク色で見た事ないハゼだな。飼ってみよう!』とお持ち帰りしました。
長男の持っている魚図鑑で調べたけどどうも載っていない。Facebookのコミュニティーで写真を投稿したら
『ホシノハゼ』ではないか?と教えて頂きました。写真検索したらまさにそれ。SNSってすごいですね。その方の知識もすごい!
淡いピンクがとてもキレイです。

飼いやすさ☆☆☆



ヤドカリです。
夏場、水槽の至る所に発生した茶色いコケに悩まされました。
ガラス面は拭けばいいのですが、砂やディスプレイに付いたコケはどうしようもできませんでした。
そんな時、長男と行った海水浴でヤドカリを採取してきたら、ものの一晩でコケがキレイさっぱり無くなっていました。
さらに水槽環境が改善されたようで、ガラスに付くコケもかなり少なくなりました。
食べ残しも積極的に食べてくれるので、今ではなくてならない存在です。

飼いやすさ☆☆☆☆☆



水槽立ち上げ時です。
自作した水槽台で上部には海水魚、下部にはコイを飼っています。コイは美女ヶ池で釣ってきました。今では20匹くらい入ってます。長男が近所の側溝で捕まえたドジョウも入ってます。



海水魚たちにあげている餌ですがメインはシラスです。子供たちが大好きで、だいたい冷蔵庫にはシラスがあるので、それをあげています。
エサの食いは良いのですが、ちょっと問題が。。。

海水魚達は色がキレイな魚達ばかりですよね。なぜ赤かったりオレンジの体をしているかというと、食べている餌に影響されます。タイやキジハタはカニやエビなどを好んで捕食するので、色素を取り込みキレイな色が出ます。
家でシラスばかりをあげていたら色が薄くなってしまいましたので、最近はクリル(乾燥エビ)や配合エサなどの餌付けに挑戦しています。がなかなか上手くいきません。

秋頃、魚達の調子が悪くなり壊滅状態になりました。
いつも買っているシラスとは違う、大容量のシラスをあげ始めてからの変化だった事に気づき、もしかしたら『保存料』などの添加物が入っていたかも?
原因は不明ですが、飼っていた魚達がほとんど☆となってしまったので、先日新たにキジハタ、ハオコゼ、ホシノハゼ、オハグロベラを釣ってきたところです。
やはりエサは市販品の方が安心できるような気がするので、餌付け頑張ります!



海水水槽、難しいと思うかと思いますが、濾過システムさえ上手くいけば、毎回海水を交換する必要はありません。夏場は水温が上がり蒸発して水量が減りますが、蒸発するのは真水だけで、残った海水は塩分濃度が高くなるので、足すのは水だけで大丈夫です。


お家に水槽があると華やかになるので、良いですね。


今朝は長男が採ってきていたカマキリが虫かごでタマゴを産んでいました。春にはあのワサワサした塊から子供が生まれてくるのか?生まれたらおそらく虫かごのフタの格子を抜けてくるので、お家が大惨事にならないように網を張っておきます。

なんでも生き物を採取してくる長男は間違いなくワタクシの遺伝子を受け継いでいます。。。。
秋にはコオロギを捕まえてきて、夜コロコロと鳴いていたのがなかなかオツでした。



それではまた。


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