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薪ストーブ考⑪ ~飛騨だからこその薪ストーブ~

薪ストーブユーザーがいちばん恐れていること・・・

それは・・・
『薪が手に入らなくなったらどうしよう~!』
ということに尽きる。


薪ストーブユーザーになると
いつも薪の事を考えてしまうのは、
その不安感が根底にあるからに違いない。






幸いにも、飛騨には豊富な森林資源がある。


木は山に十分生えている。


放置されっぱなしの山を
しっかり手入れして
里山の薪炭林を復活させれば、

薪ストーブユーザーは安心だ。




木は自然に成長してくれる
再生可能なエネルギーだ。
しかも、毎年大量に成長して増えてくれる。

飛騨は寒いところであるし、
見渡せば近くの山に木がいっぱいある!

これを生かさない手はない!



飛騨で薪ストーブを使う意味が
ここにある!
(都市部では薪の入手が非常に難しくて、
非常に高価なものになってしまうこともある)


飛騨の自然の恵みを最大限に享受し、
現代の世の中で最高に贅沢なこと!
都会の人がやりたくてもなかなか出来ない、
『焚き火』が
家の中で出来るという喜び!

しかも、地元で育ったエネルギーで
暖かく過ごせる。

それが飛騨に暮らし、
薪ストーブユーザーになるという意義なのだ!




薪ストーブが市民権を得ているというのも
飛騨のいいところだ。
※薪ストーブを導入すると補助金もいただけるし・・・


他の地域では薪ストーブに理解のない
近隣住民とトラブルに発展することもあると聞く・・・




飛騨の場合は家を建てる敷地が
都市部と比べると大きいのも
薪ストーブユーザーにとっては
有利なことである。

少しだけ敷地に余裕があるということが
薪ストーブユーザーの家には必要・・・

薪の原木の搬入、
薪割り、
薪を干す場所は結構必要である。


敷地に余裕がなかったり、
住宅地等で近隣が密接していたりという環境でも
薪ストーブユーザーになる方はいる。

薪づくりを家でやると
ご近所に騒音等で迷惑をかけてしまうというお客様もいる。

そんなお客様には、少し高くはなるが、
割って、乾燥してある薪も販売している。

薪割りのための場所を提供するサービスも

笠原木材株式会社では行なっている。


そして、まだほんのちょっとでも敷地に余裕があれば
家を建てたなら・・・(リフォームしたなら・・・)
是非家の周りにナラの木を植えてほしい。

苗木を購入して植えるのもいいし、
山からどんぐりを拾ってきて植えるのもいい。
(どんぐりは秋口に植えないと芽が出ないのでご注意!)

植えられた木は3~4年たつと
急にスイッチが入ったかのように
急成長していく。

あまり大きくなると厄介ではあるが、
成長に伴い剪定してやると、
それが意外にいい焚き付けや、
薪になったりする・・・

家族と一緒に植樹したり、
剪定するといい思い出にもなる。

黄葉し落葉する木があるだけで、
季節感が味わえる・・・


なによりも、家に少しだけでも
焚き物に出来る木が生えているという
安心感はすごいものである。


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