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長男のやりたかった事

こんにちは。スタッフ石井です。

我が家は桐生町という地区にありまして、毎年5月に飛騨総社の祭りがあります。
その際に、子供は誰もが恐れる獅子舞がやってくるのですが、コロナ禍になってからは祭りの自粛。獅子舞もやってきませんでした。

なぜか長男は獅子舞への憧れがあり、『獅子舞やりたい!』と数年前から言っていました。
そして今年、回覧板にて獅子舞の募集があり、妻が長男に聞いてみたところ『やりたい!』と即答したそうです。

まだ小2の長男。
練習は毎日19:00~20:30。
やれるのか?
ワタクシは小学生のころカンカコ(闘鶏楽)をやっていたのですが、獅子舞というと西小学校の子ばかりで、いざ長男が獅子舞をやることになったら、知っている子が誰もいないのでは?という心配もありました。

長男と色々話をしていく中で、彼の本気度が伝わり、やってみることにしました。


説明会で宮司さんから
『集まってくれてありがとう。君たちは私の子供同然です。そして君たちは兄弟同然です。仲間外れは絶対しないように。そしてもしお小遣い稼ぎで参加している子がいたら申し訳ないですが辞退して下さい。』
とのお言葉があり、まさにお小遣い稼ぎでカンカコをやっていた自分にグサリ。。。
そして宮司さんや大人の方たちの祭りへの想いにジーンときました。

いざ稽古が始まると、密を避ける為に親は見学NG。休憩中も会話禁止。
迎えに行って『誰か友達できた?知っている子はいた?』と聞いても返事はうやむや。
それでも憧れの獅子舞ができて相当楽しいようで『今日はこんなことやったよ!あれが難しいんだよな~。』と話してくれました。


本番の日、子供たちが戯れる様子を見て、友達がどうのこうのとかの心配は無用だったようです。
すぐに友達になれる子供ってすごいですよね。


いざ本番。
一生懸命獅子舞を披露する長男。








稽古での見学もできなくて、本番で初めて見たのですが、よく頑張っていました。

獅子舞を見守る宮司さんの視線が色々と熱かったです。


自らやりたい!と志願し、やり遂げた子供の姿に感動しました。


こうやって伝統や文化を伝承していくのって素晴らしいですね。


また来年もお祭りができますように。


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