手刻みの化粧丸太
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こんにちは。ホタルイカシーズンが近くなりソワソワしているスタッフ石井です。
いつになったら雪が降らなくなるのでしょうか?
もう雪は勘弁!
只今建築中の現場にて、ようやく外部足場が撤去できたので、屋根の雪下ろしをしました。おへそくらいまであった雪。おそるべし。。。さすが宮峠のてっぺん。雪の量が違いますね。
体がバキバキ~!!!
先日、私のお家の大工工事をして頂いた大工さん(75歳)よりTELがあり
「面白いもの作っているから見に来て」と
大工小屋にお邪魔してみたら
これなんだか分かりますか?
どうやら柱を作っていたようですが、ただの柱じゃない!
茶色い木は「ケヤキ」
白い木は「ヒノキ」
太さ24CMの四角い柱を「継手」で組み合わせて
カンナで丸く削ったのだとか。
そして、ねじるように墨を打って、ノミで立体的に掘り出しているのだとか!
2本をつなぎ合わせている継手は「貝の口継ぎ」だそうです。お寺や神社を建てる際に使う継手らしいです。
本を読んでやってみたいと思い、初めてやってみたらしいです。
おそるべし75歳!!!!
「俺はもうそんなに現場に出て仕事できんでよ~。暇なときにちょこちょこやっとるんだわ。」と。
実働で1か月以上の時間をかけているそうです。
しかし素晴らしい技術。まさに「飛騨の匠!」
私の家を建設する際にこれがあったら、間違いなく使わせて頂いた事でしょう。
そして75歳でいまだ現役の大工さん。
仕事に対する意欲と熱意には、感銘を受けました。
素晴らしいですね。
久しぶりにすごい技術を見て感動したお話でした。
それではまた。。。