家を建ててから気づくこと①・・・電気(照明器具)のスイッチの位置
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失敗?
ではない・・・
そうは思いたくない・・・
でも、家を建ててから気づくことって結構あるものです・・・
まず最初に気づく(思ってたのと違う!)のが
電気(照明器具)のスイッチ!ではないでしょうか?
至れり尽くせりで設計担当者が
電気の計画をしてくれている場合、
ここで点けて、ここで消して・・・と
かなりシミュレーションしながら
スイッチの位置を設定してくれると思いますが・・・
至れり尽くせりすぎて
ここも、あそこも取り付けときましょう!
なんてことになりがち・・・
そうなると・・・
使わないスイッチが出来ていしまい・・・
このスイッチは必要なかったかな・・・と、
一般的に電気のスイッチを設定する時に気を付けるのは・・・
①誰もいない時に家に帰ってきた場合
どう照明を点けてでリビング等に到達するのかを想定・・・
②就寝前にどうやって照明を消して寝室まで行くのかを想定・・・
③さらに就寝前にベッドからどう照明を消して行くのかを想定・・・
④夜起きてトイレに行く場合、
どうやって電気を点けてトイレに行くのかを想定・・・
というような点ける、消す場面をを想定するのですが・・・
家族一人一人に対してありとあらゆる場面をすべて想定すると
かなりのスイッチが必要な場合もあります・・・
特に一つの照明器具に対してスイッチが2か所、3か所ある
廊下の3路、4路スイッチは各部屋の扉の横に配置して
過剰に計画してしまいがち!
あと2歩か3歩歩けば
次のスイッチに到達してしまうことも・・・
真っ暗闇の中を手探りで
スイッチを捜す場面ってそうそう無いもの・・・
どこかから光は漏れていて
廊下を通り抜けるだけなら
電気を点けないでということにもなりかねない・・・
また、夜のトイレは照明が明るすぎると
目が覚めてしまい寝付きにくいということもあります・・・
そんな場合はスイッチの必要のない
常夜灯的なフットライトという選択肢もありますよね・・・
集中してスイッチがある場合は
どれがどこのスイッチかわからないなんてこともあります・・・
わからない時は端から順番に
点けて、消して確認してと面倒なことも・・・
今時の大きなスイッチは
一つのプレートに一つのスイッチだけだと
ほんとうに使いやすい!
バーン!と叩くだけ!
迷わない!
トイレや洗面、廊下のスイッチがこの一つスイッチだと
便利だが・・・最近はセンサー付き照明器具も普及し
スイッチそのものがない照明もある・・・
リモコン付きの照明器具もあるし・・・
今後技術の進歩ですべての住宅に
Aiスピーカーとの連動で
言うだけでスイッチの入り切りができるようになるかもしれない・・・
しかし、あえて言おう!
『スイッチの位置は慎重に計画しましょう!』と力説したい!
何よりも「暮らし方」と「慣れ」・・・
スイッチを点ける、消すの動作が
煩わしくなって使わなくなってしまえば
そのスイッチは無駄に
取り付けてしまったことになってしまう・・・
工事費全体から見れば
スイッチひとつ(配線も含めて)の金額は
知れているかもしれない・・・
家づくりの費用は積み重ね・・・
そんな箇所がいくつもあると結構な金額に・・・
不必要だと最初から解っていれば
省いてコストダウンするか、
別の箇所に予算をもっていくか検討できたかも・・・
失敗ではないけど、
ちょっと残念な気持ちになてしまうのが
電気のスイッチの位置!
自分の暮らしにとって
本当に必要なところにあるか?
ひとつひとつのスイッチの位置を
確認してみましょう・・・