地元密着型の事業者が高い満足度を獲得
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こんにちは。
山田です。
住宅建設会社向けの月刊誌『住宅あんしんニュース3月号』に、下記のような内容の記事が掲載されました。
リフォームを検討されている方の参考になればと思い、紹介させていただきます。
『住宅あんしんニュース3月号』 より
リフォームの実施者は、過去3年以内に築5年以上たった自宅をリフォームした25歳以上の世帯主・所有者が対象。
検討者は、建物や世帯主など条件は同じで、今後3年以内にリフォームを予定する人を対象にした。
昨年8月にインタネットで調査し、実施者1032人、検討者1031人が回答した。検討者については今回の調査が12回(隔年)で、実施者については初めて調査した。
初回のリフォームのピークは40代
まず、リフォーム実施回数を聞いた「図1」。実施者の半数近くが2回以上リフォームを行っており、検討者でも2回以上となる人が78.5%だった。
世帯主の年代別では、初回リフォーム実施のピークは40代(61.2%)で、50代以上では年代が上がるにつれ初回リフォーム実施の割合が下がり、60代以上では38.3%となっていた。
きっかけは設備・機器の老巧化
リフォームを検討するきっかけは「設備や機器が古くなって、壊れたから」が実施者39.6%、検討者39.7%といずれも最多。
続いて多かったのが「壁、床、天井、屋根など住宅の構造部分が古くなった、壊れたから」で、実施者37.8%、検討者34.5%だった。
リフォームで重視することは、「設備の使い勝手がよくなること」(実施者36.9%、検討者38.8%)が最多で、「耐久性の向上が見込めること」(実施者23.3%、検討者23.4%)が続いた。
実施者がリフォームにかけた費用の平均は356万円「図2」で、検討時の予算の平均279万円を上回った。年代別にみると、中高年層(50代以上)は平均268万円であるのに対し、若年層(40代以下)は平均465万円と大きく上回った。
中高年層の地元志向鮮明
検討者がリフォーム事業者を選ぶポイントは「工事価格の透明さ・明朗さ」26.3%が続いた。
一方、実施者が重視したのは「工事価格が安いこと」25.1%が最多だった。
年代別に契約した事業者のタイプをみると、若年槽は全国規模の事業者43.3%、地元密着型の事業者47.2%と同程度なのに対し、中高年層は7割弱が地元密着型の事業者に依頼していた。
実施者の事業者に対する満足度は全体で82.8%「図3」。実施者が事業者選びで重視した点から読み解くと「要望に対してする理解力」94%、「減税や補助制度を提案・説明してくれる」93%、「担当者の対応・人柄」88.3%が高いことから、これらが満足度につながると推測できる。
事業者タイプ別では、全国規模77.8%、地元密着型85.7%と、地元密着型に対する満足度のほうが高い。
一方、満足度が低い理由は、「リフォーム工事の仕上がり具合が不満だったから」66%が最多で、「リフォーム後の不具合への対応(アフターケア)」34.4%、「工事費の内容が不明瞭だったから」30%が続いた。