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家を建ててから気づくこと③・・・コンセントはないと困るけど、ありすぎても困らない!

失敗?ではないけど・・・

家を建ててから気づくことって結構ある・・・



今回はコンセントの位置について・・・



ちょっと前ならコンセントの位置は

「掃除機のコードが届くスパンで取付けよ!」と

諸先輩方から教え込まれたものですが・・・

今出の掃除機の進歩は目覚ましく

コードレス掃除機やロボット掃除機の出現にによって

その教えは前時代的なものとなってしまいました・・・

※逆にコードレス掃除機やロボット掃除機の
 収納箇所に充電用コンセントが必要となってきています。



今の家で問題なのは・・・

引き戸とコンセント(スイッチも・・・)の位置関係!


開き戸が少ない現代の住宅では

引き戸・・・

特に片引き戸が多いのですが・・・


片引き戸は通常引き込まれる壁のところは

戸がスライドするので取付けられない。


そして、反対側に取り付ける場合は

壁の厚みが半分くらいになっているので

壁に埋め込むスイッチやコンセントのボックスが

はみ出てしまうので薄いモノにしなければならない。


さらに、片引き戸が集中しているところは

取付可能な壁が少ないので

出入り口付近にスイッチやコンセントを設けたいと思っても

取付ける箇所に困ってしまうこともある・・・

かなり悩みます・・・



ということで・・・
コンセントに関してまとめ・・・

●必要な個所に必要数あること!
  キッチン周辺やテレビやオーディオを配置する箇所には
  絶対必要となります。タップで増やすこともできますが、
  必要数あると嬉しいですよね!
 
  1つのプレート(標準的な大きさの)には
  最大3口コンセントが取り付けられます。
  大きなプレートならもっと取付けられます。

  オーディオやTVを配置する箇所や
  調理家電を使うキッチンは
  結構コンセントの数が必要になってきますので、
  何個コンセントが必要かということを明確にして、
  リクエストすることが必要です。


●容量オーバーにならないよう(ブレーカーが落ちないよう)余裕があること!
  昔の家なら電子レンジやホットプレートを同時に使ったりすると
  ブレーカーが落ちまくっていましたが、
  今の家ならエアコンや電子レンジのコンセントは専用回路を設けますので安心ですが、
  配置が変わったときにご注意です!


●アース付きコンセントが必要な個所は電気屋さんに確認すべし!
  一般にはアース付きのコンセントがある電化製品は限られていますが、
  必要になるであろう箇所がわからない場合は電気屋さんに相談しましょう。


●たまに使う箇所にもあると嬉しい!
  洗車する時やBBQの時に電気を使いたいなんていう場合にあると便利!


●充電するところを決めておくべし!
 ロボット掃除機やコードレス掃除機はもちろんのこと、
 スマホやタブレット等充電するものが結構ある今のご時世・・・
 電気自動車やPHV充電用の専用コンセントなんていうのもあったり・・・
 家族分となると充電器の数、コンセントを占領されてりと、かなりすごいことに・・・
 家族の充電場所を分散して決めておくことが必要です・・・


●コンセントはないと困るけど、ありすぎても困らない!
  使用頻度によって変わると思いますが、予算に余裕があれば
  色々な事を想定して取付けてもらうことが後々の後悔につながらないはず!
  将来的にエアコンをつけるかも?っていう箇所なんかはそう!

  せっかく家を新築するのだから・・・
  タップ(延長コード)でタコ足配線になってしまうことは
  できる限り避けたいもの・・・

  あとからコンセントを増設することになると・・・
  配線やボックスが壁の中に仕込むことが出来ず、
  露出になってしまうこともあるので注意したいところ・・



なんにしても、コンセントの数、位置を決める際には
必要な電化製品をどこで使うのかを
設計段階で想定すること。

さらに家族の変化等いろんな状況を想像して
ちょっと余分にどこに取り付けるかをリクエストすること。

実際に取り付ける位置は
柱や間柱の右側、左側によって微妙に変わってきたりと・・・
図面だけではわからないこともあるので、
工事中に現場で電気屋さんを交えて
確認することも非常に有効ですね。



どうも『スイッチは少なめ、コンセントは多め』というのが
正解のような気がします・・・





おまけ


※コンセントの数が少ないところは
 こんな風に一つのプレート内に
 スイッチと一緒にしてしまうこともできます。

※このブログの写真はすべて
 「かさはらの家」モデルハウス『かさはらベース』のものです。
 いろんなコンセントを見に来てみませんか?


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