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ここが僕のAnothersky。

こんにちは。スタッフ石井です。
みなさま『特別な場所』ってありますか?誰でも好きな場所、落ち着く場所、癒される場所ってありますよね。
今回はワタクシの『特別な場所』のご紹介です。

夏が大好きなワタクシ。川やBBQや花火。やりたいことが盛りだくさんな夏ですが、一年に一度は必ず訪れたいのが
黒崎海水浴場』です。
何度行っても、毎回すべてに感動します。心のチューニングをしにいくような感覚。
昨年は残念ながら海の家が開かれなかったのですが、今年はオープンするということで、夏休み初日の長男と早速行ってきました。

場所は石川県加賀市。北陸道、片山津インターを降りて約15分で専用駐車場につきます。
もうすでに、ここからがワクワクが止まらない!!!
樹に囲まれた林道はまさにジブリの世界観!ここは日本なのか?



高い樹が生い茂る。
セミやキリギリス達が『ジリジリ』『ギースチョン』と鳴いている。暑い日差しを守ってくれる木々達も『海まで頑張って歩いて』と言ってくれているようだ。
少し登坂を歩くと、目に飛び込んでくるのは



見事なまでの日本海!!!見渡す限り広がる海!!!透明度も抜群!!!
今から海水浴に行くというのに、こんな絶景を楽しめる所は他にはないだろう。





ここから少々急な下り坂を降りる。
斜面を上手く利用してそびえたつのが海の家『入のや』だ。
気さくな女将さんが案内してくれる。
まず荷物を置いて海へレッツゴー!




子供が泳ぐのを眺めながら、お客さん達の邪魔にならないように、少々離れた所でフィッシング開始!
ここはキスがたくさんいて、入れ食い状態になることも。
あ、エサのイソメは片山津インター降りた近くにある『つり徳』さんで購入できます。
残念ながら先日はまだキスが寄っていなくて、なんとも寂しい釣果になってしまった。



キスが二匹とベラ。フグがたくさん。

そして息子がシーグラスや貝殻を採ってきては、入れてくれる。
シーグラスって知ってますか?

『シーグラスもしくは ビーチグラスとは、 海岸 や大きな 湖 の湖畔で見付かる ガラス 片のことである。 波 に揉まれて角の取れた小片となり、曇りガラスのような風合いを呈する。 シーグラスの色は、その元となったガラスの色に依存する。 したがって、多く使われる色のガラスは、シーグラスとしても頻繁に見られる。 例えば飲料の容器として利用される 緑 、 透明 、 茶色 などである。 珍しい色は 灰色 、 紫 、 赤 、 黒 である 。 赤はおよそ 5,000 個に1個、最も稀な オレンジ は 10,000 個に1個程度の割合である。』Wikipediaより引用。

とてもキレイなガラス片で、子供たちも大好きです。元々はゴミとして捨てられたものなので喜んでいいかは悩むところですが。




こんな風にビンに入れるだけで、なんとくオシャレである。

で、釣れた獲物はすぐさま調理!
毎回ナイフ・まな板・醤油は持参している。
岩盤の間から山水が流れ出ている所が何ヵ所かあるので、そこで捌く。間違っても、海の家入り口にある足洗い場で捌いてはいけない。




お皿など必要ない。まな板の上で、醤油をぶっかけてたべるのだ。
まさにワイルド!野食メシ!



キスとベラを刺身にした。どっちが美味い?と聞くと、ベラの方が美味い!と。
え?ベラなんか食べるの?だって?
そうだろう。釣り人でもベラは外道だと敬遠する人もいる。持ち帰る人はまずいないだろう。
でもボクは知っている。ベラは旨いのだ!
甘味はキスに引けを取らない。それでいて歯ごたえはキスの上。間違いなくキスの刺身より美味なのだ。個人的にはそう思う。
もちろん焼いても美味い。真鯛の塩焼きにも負けないほど美味い。
悲しいかな、見た目から嫌われる魚は多い。ベラもそうだろう。
ほとんどの人がキープしないのでワタクシにとっては好都合だが。

今回は数釣れなかったが、一昨年は



一時間でこんなに釣れたのだ。大きなキスは25cmもあり、長男が釣り上げた。
引きも強烈でシビれていた。最高である。

このときは流石に多すぎて捌ききれないので、持ち帰って刺身と天ぷらにしました。




肝心の海は
少し泳げば、大人でも足がつかなくなる。水深2.5Mくらいだ。
ライフジャケットを着せた子供を、万が一の為に浮き輪も連れて泳ぎに出る。
やがて、海底が砂から岩場に変わる。キス、ベラ、タイ、キジハタ、イシダイ、アジ、フグ、など魚種が豊富!
シュノーケリングが存分に楽しめる。波に揺られながら魚を眺める。キレイな海にキレイな魚達。
遠浅で安心な海ではないが、他では味わえない景色がここにはある。最高だ!

獲ってはいけないが、サザエ・ウニ・アワビもいる。昨日はポリスメンが見回りに来た。獲っては絶対だめだ。あの坂道を来たのだ。お疲れ様である。見つかったら間違いなく御用だ。お間違えの無いように。。。



しばらく遊んでからの昼食タイムが、ここでの真骨頂!!!
店主が採ってきた海の幸と、養鶏農家をしている主の平飼い卵を使った料理がメニューにズラリと並ぶ。海の家のメニューとは思えない。
ワタクシのおススメと定番は



     『天津飯』ご自慢の卵の味がダイレクトに味わえる。これは外せない。



     『カキフライ』カキフライ嫌いな妻が、ここのは絶品と感動していた。もちろん私も大好き。



    『サザエのつぼ焼き』目の前でとれたサザエ。ビールのアテに最高だ。



     『海鮮焼きそば』海の香りいっぱい!なんと贅沢な。



     『もずく酢』ジャキジャキである。これ好き。


こんな豪華なご飯を、海を眺めながら食べられる幸せ。もう感動しかない。
他にも魅力的なメニューと、本日のおススメがある。お楽しみを。
※もちろん大食いなワタクシをもってしても、これだけの料理を食べたのではない。過去写真含む。
もずく酢食べたかった~。

これにビールがあれば、もう何も言うことはない。至高
※先日は長男との二人旅だったので、ノンアルで我慢。。。



最後に我が家の海水魚水槽のコケ取りに役立ってもらおうと、ヤドカリ君を拝借して岐路に。

帰り道は登り坂がキツく、クタクタの子供は『もうむり~。おんぶして。』でも励ましながらなんとか駐車場に到着。

相変わらず最高だった!
布団の中で目を瞑ると、波に揺られている感覚がまた気持ちイイ。
今年あと一回は行きたい!また来よう。



水槽の仲間入りしたヤドカリとシーグラス。
先住民のハオコゼとアオハタも仲間ができて嬉しそうである。

朝起きたらコケがキレイになってました。さすがである。
ヤドカリって可愛いですね。シュリンプを飼うのが好きな方は同じような感覚で楽しめると思う。


この海水浴場は、なぜだか父が知っていて、小さなころから連れてきてもらっていました。その頃から釣りが好きなワタクシはキスを釣っては海の家へあげてました。

その当時は年配のご夫婦が運営しておられたのですが、15年前くらいに大型台風で海の家が流され、そのまま閉鎖。。。

また行ってみたいな。と思っていた10年ほど前。黒崎海水浴場再オープンのNEWSが!
建て直しをされたのは地元の養鶏農家さん。この海が好きで、この海を残したくて、一から海の家を再建設されたそうです。
そんなご夫婦の熱い想いと、美味しい料理に、豊かできれいな海。


ここがワタクシのAnothersky
日頃の疲れを癒してくれる場所。
山、水、海、自然の全てがここにある。

気になる方は是非行ってみて下さい。


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