住まい手の声

木の香りに包まれて

下呂市 N様邸

2010年 完成

帰りたくなる家にある、かけがえのない毎日

「暮らして12年になりますが、うちは今でも木のいい香りがするんですよ」ご主人の言葉に、奥さんが大きくうなづく。
「特に遠出して帰った時などにはほんとによく分かります」。”森に関わる仕事がしたい”との思いから、他県から下呂へと移り住んできたN様ご一家。自分たちの暮らしをかたちづくる為の家を建てようと考えた時に、一番に求めたのが、「木の作りであること」だったといいます。「当時笠原さんの完成見学会に足を運んで、やっぱり無垢の木の家しかないと思ったんです」。願いを叶えた木の家の広いリビングには、「これも絶対外せなかった」という薪ストーブと、当時幼かった娘さん達のための自作のブランコを。この家で仕事や趣味を楽しみながら、子供たちが育つ大事な12年間を紡いできました。「どんなに月日を重ねても、ここは私たち家族にとって相変わらずいつも帰りたくなる家。外出していても今だに早く家に帰りたい、なんて思ってしまうくらいなんです」と奥さんが笑顔で話す。
昨年行われた、経年変化をメンテナンスする1階リビング壁の塗り替えはかさはらからの声掛けで行われたもの。「10年以上たっても僕らの住まいを気にして声をかけてくれてあの時は嬉しかったですね。僕らも気分一新!毎日がますます快適になっています」。
暮らしを重ねて、我が家をもっと好きに。「帰りたくなる家」にはかけがえのない日々を送る、家族の笑顔が満ちていました。